クライミング講習 (平成23年08月27日〜28日 小川山) 
山岳ガイドグループ イエティ(遠藤晴行ガイド代表)に参加
宿泊 廻り目平キャンプ場

   
 ただの大岩・・・WAKA5.11bを登る遠藤ガイド  2ピン目を取れば後は簡単
   
 同じくWAKAに挑戦中のSさん、ムーブがつながらないよ〜  Mさん、非凡な登りで中級生の脅威とか?これはセルフレスキュー


08月27日(土)
03:40分 自宅発         
06:45分 佐久IC着       
08:10分 金峰山荘着      ほぼ、予定どうりに着。
14:00分 講習終了        雨でテン場へ退散
21:00分 就寝           雨

08月28日(日)
04:30分 一度起きるけど、雨がザンザン降り  ダメだこりゃ
07:00分 朝食 快晴だよ、おい・・・・雑誌PEAKSの取材(テン場) でも、岩ビジョビジョだなぁ
08:30分 テン場スタート
12:20分 雨で撤収・・・・土砂降り
13:40分 廻り目平キャンプ場発
18:05分 自宅着

片道 約350km(上越経由で佐久インター高速OUT:帰路は中部横断道?南佐久からこりゃ良いよ〜)

概要
イエティの講習会に久しぶりに参加しました。何だか今年は行事やら何やらカンやら忙しくて、自分のヤマ登りがやり難い。どうしてなんだろう?
天気予報もグズつきが解消されて天気にも恵まれそうで、涼しい小川山で久々に楽しみたいと思い出かけた。

08月27日(土)
満点の星空を観ながら自宅発。快調に進む。片道350KM・4時間半の距離だけど、それを上回る楽しみがある。車を進めて行き、長野県に入ると天気が
怪しい。更に長野市を越えて佐久ICを降りると目的地方向は雲の中・・・・
ドン曇りの中、車を進めると、ガイドの福田さんから電話。川端下からSさんが歩いているので、ピックアップして欲しいとのこと。川端下から暫く進むとSさん。
ピックアップしてテン場に向かう。

遠藤ガイド、Kさん、Mさんは烏帽子岩左稜線に向かう予定だが、天候が不安定でどうしたものか?と思案中。ピッチ数が20ピッチと長いので早く出ないと・・・
と云いつつどうしたものか?と不安定な天気に困っていた。結局、夕方まで持つという天気予報を信じてGO。

福田ガイドとSさん、ボクの講習組は乾きの良い、ガマ付近で練習してSさんが以前雨で敗退のガマルートに行くことにした。
ガマスラブに行くと結構濡れているし、人沢山・・・・んじゃガマルートへ移動すると・・・・
これまた、凄い人数。都岳連の講習とか・・・
福田ガイドに、んじゃ〜リードお願い。と言われていたけど、雨の濡れが酷くスラブ登りの状態じゃないねぇ・・・
と思っていたら、福田ガイドがリード替わりますね。とのこと・・・・いやぁ〜良かったよ〜

ガマルートが余りに混んでいるのでケロヨ〜ンからスタート。でも福田ガイドですら、A0で登らざるをえない。
続いてSさん、ボクのオーダーで登るけれど、怖いよ〜恐ろしいよ〜
ケロヨ〜ンは5.7だけど濡れたスラブならグレードなんて関係ないなぁ
恐る恐る登ろうとしていると、ガマルートでリードしていた方(都岳連以外の方)がスルスル〜と滑り落ちて行った。
2本目のハンガー直前だったのだろう。滑り落ちてグランドしちゃった様だが、無傷の様子。

でも、付近の人にブル噛ませるには充分でした。
2Pはマシだろうと思いつつ登る。ビレイ点で上が空くの待っている時、上を眺めると浸み出しもあり、何だまだまだ悪いじゃん。
と待っている時にポツン・・・雨だよ
福田ガイド・・・3Pに入ると下降が楽でないからねぇ・・・
空を観れば怪しい雲・・・福田ガイド「降りましょう」
てんで、下降。

時間も早いので雨に強い「ただの大岩」へ
課題のWAKA5.11bにトップロープで登る。このルートは短いながら細かくムーブが判り難い。ボクはムーブがまだ繋がっていないルート。
また、指先の皮への負担大きく(負担大はボクの体重もアリだな)そうそう何回も、何回もトライできない。

久しぶりなのでムーブを思いだしながら、登るがポロポロ落ちる。
まぁ、核心以外は解ってきたのでこれ以上指先の皮を痛めたくないって感じになると、自己脱出。

ところが、14時頃になると雨足が強まり撤収。
林道まで降りると左稜線組がズブ濡れで現れた。お疲れ様でした。

金峰山荘で風呂に入り車中でウトウトすると16時30分過ぎていた。
夕食は、共同で、豪華サラダ、焼き肉、野菜焼、焼そば。食事はみん美味しいけれど
スペシャルの遠藤ガイドのタコ焼きこれは、なかなかの絶品でした。
・・・Yetiの小川山の講習では、お願いすると食事を準備してくれる。モチ有料だよ。
でも、食事はみんなで食べた方が美味しいのでボクはここのところ小川山では食事をお願いしている。

食後、隣家(隣のテント)のM野ガイドさん、M野さんのお客様と談笑して楽しい時間を過ごしたが
夕方からの雨が間断なく降り続くのには辟易していたところに20時前に着いた人が車を移動してくれとのこと。

20時頃のキャンプ場着で車の移動を頼むのもどうかな?
21時頃就寝(今回も一晩だけなので、車中泊)



28日(日)
明け方前、薄らと明るさを感じるも、雨音が激しい。
ダメかなぁ〜まだ時間も早いので二度寝。雨には大いに不満があるものの、ウトウト・・・・これがまた気持ちヨイ。

6時に目が覚めると雨は上がって青空が見える。
朝食の7時にはピーカンに晴れ上がる。
朝飯を食べていると、雑誌PEAKSの取材の方、来月号の第二特集で小川山とのこと。

朝方まで大雨だったので乾くのを待って出かける。
テン場をスタート。遠藤ガイド、福田ガイド共に傘を持参・・・・少し用心深くないスか?
・・・いや、傘を干したくてね・・・・

先ずは、昨日の続きのただの大岩・WAKAへ。乾きの良い岩なのでもう大丈夫。
トップロープで一人3テンで交代だよ〜
ガマルートへ行きたい人はガマへ。居残りで「WAKA」と「トムと一緒」をやるんで
別れるよ〜ガマ行き希望者は早目にね!
てんで、開始。

ボクはガマルートは何度も行っているので、WAKAに取り組みたいと思っていたのでノンビリ。
ところが、さっきまでドビーカンだったのに何だか急に怪しい雲が・・・・
金峰山の方角から次々と雲が流れていく。

ん〜ガマルートはナシ!と遠藤さん決定。
ああ〜Sさん二度あることは三度ある状態。本人は三度目の正直。ってやつで期待しています・・・・・って
話していたけれど。残念でした。

んで、ボクもトップロープでテンションかけながら、トップアウト。
順番を待って、ノーテンでのトップアウトを狙うものの、とうとう雨がポツポツ・・・・
スタンスに雨が落ちるの見て途中で降りた。

全員で雨宿りで暫し中断
再び雨が上がると岩から湯気が出てドンドン乾く。

てんで、再度登る
やっとムーブが繋がりノーテンでトップアウトする。
あと、数回ノーテンで抜けてムーブが固まればリードでも大丈夫かな?

なんて、思っていたら、また雨が落ちてきた。
だんだん雨が強まり、しまいにゃ土砂降りですワ。
ロープもチョークバックもビショビショです。
これで、ダメ押し。これで終了としてテン場に戻り帰途に着いた。

※ 中部横断道の南佐久ICから上信越道に入れる事を知った。これは便利だね。佐久ICまでの渋滞に捉まらないで済むのは有難い。



2日間、不安定なお天気に泣かされた小川山でした。



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